1995年05月29日

5月29日 ミコノスタウンは迷路の町

◆ミコノス島最後の日

 7時20分起床。9時朝食。今日も食堂は少し混んでいた。それからお洗濯して、フロントに明日パロス島に行くボートのことを訊きに行く。明日は8時25分に送ってもらって9時のボートに乗るということだ。ついでに女将さんと少しお話しする。イオカステツアーズのコスタスはいい人ねと言っていた。彼は仕事かプライベートかわからないけど、ここに泊まりに来たことがあるらしい。

ship.jpg 入江の難破船のことを聞いたら、13〜14年前に嵐があってポートがだめになったという事だ。「どこから来たの香港?日本?」と聞かれ、「日本から」というと、「日本人はみんな優しい。」といわれた。風がきついことを話題にしたら、ミコノス島はもともときつい風が吹く島だけど、ここ2、3日は特にきついんだって。やっぱりなぁ。あの風は尋常じゃなかったもんねぇ。女将さんとおしゃべりした後、昨日と同じお散歩コースを歩きながら、難破船やオルノスビーチの写真をバシバシとカメラに収めた。

 12時、お昼にポートオルノスへギロピータを買いにいく。お店はお客さんもいなくて、ウエイターのお兄さんも椅子に座ってのんびりしてる。やってないのかなと思って、「ギロピータできる?」と聞いたら、準備してなかったみたいだけど、「ちょっと待ってね。」と作ってくれた。今日もとってもおいしかった。おじさんありがとう。


◆さぁ、お勉強するぞ

 お昼の後はスーパーに買い出しに行く。1時10分に部屋に戻ったらお掃除お姉さんが来たので、テラスに避難する。デッキチェアに座って、ギリシャ語会話の続きだ。簡単な挨拶や食べ物の名前なんかを研究する。

 まず挨拶。おはよう=カリメーラ(Καλημερα)、こんばんは=カリスぺラ(Καλησπερα)、ありがとう=エフハリストー(Ενχαριστω)。このエフハリストーがなかなか言えない。ギリシャ語は単語の一番最後にアクセントがあって尻上がりの発音が多いので、慣れないうちはめちゃくちゃ言いにくい。

 食べ物で一番に覚えたのは水=ネロー(Nερο)。なんせ暑くてのどが渇くというのに水が悪いので、ずっとミネラルウォーターのお世話になっていたからだ。いわゆる必要に迫られてというわけ。数字も10までだったら、完璧に言えるようになった。

 2時10分メイキングも終わっていて、部屋はすっかりきれいになっていた。洗濯物もバッチリ乾いている。旅に出る前は洗濯しながら旅を続けるなんて、乾かなかったらどうしようとすごく心配していたが、まぁよく乾燥していること。洗濯物なんてパリパリになるし、髪もぷるぷるってして、しばらくするとすっかり乾いている。ちょっと乾燥しすぎ。

 ところで部屋にテレビがついているので、わからないまま何かとテレビを見ていた。ヨーロッパ各地のニュースや天気予報をやってくれてとっても面白い。ユーロニュースなんてものを見ると、EUにやってきたんだなと実感する。英語放送してくれているので、英語の勉強も兼ねて重宝した。またユーロニュースでは、ボスニアのレポートを常時流していた。さすがヨーロッパで起きている出来事だから、さしせまってるんだ…。


◆いざ、ミコノスタウンへ!

 さて、今日はミコノス島最後の日なので、ミコノスタウンに繰り出すぞ。5時15分のバスに乗って出発。例のおしゃれなフランス人夫妻と一緒のバスだった。当て所もなくタウンを散策していると、ガイドにも大きく載っていて、超有名なペリカンのペドロ君に遭遇する。なんせ、こやつのキャラクターグッズまで土産物屋で売っているのだ。

pedro.jpg ところがペドロ君は仲間と思っているのか、単なるお馬鹿さんなのか、ペドロ君マスコットをでっかいくちばしでハグハグし始めた。「おいおい何すんねん」と思っていたら、お店のおじさんにホウキで追い払われてしまった。ああーミコノス島のアイドルともあろうペリカンが…。しかし、悠然と立ち去るその姿にはアイドルの風格が。いや、単に呑気なだけか。

 ところでこのミコノスタウンはまるで迷路だ。細く曲がりくねった路地。至る所にある袋小路。あっと言う間に迷子になってしまう。迷いついでにウインドウショッピングだ。見つけた文房具屋さん(多分もう一度行けと言われても二度とたどり着けないと思う)で便せんと封筒を買う。またお手紙書かなくっちゃ。

 さらに、とってもきれいな青いガラスの壁飾りとキーホルダーを売っているお店があった。まだ旅も始まったばかりだというのに、こんなところで買物して良いのだろうかと迷ったが、ここで買わないと一生後悔してしまいそうだったので、エーイと勢いで買ってしまう。しかし突然の出費で軍資金も底をついてしまい、今日の夕食代と明日からの軍資金のために、またもや両替に走ることと相成った。

 そして、両替所でめちゃめちゃかわいい僕ちゃんに遭遇した。とーてもかわいい僕ちゃんで、私たちが僕ちゃんを見ると、恥ずかしくなって、小さなお手手で目隠しをする。「ちょっと見たい。いやん恥ずかしい。でもやっぱり見たい。」を何回も繰り返して、ものすごかわいかった。電池で動いている人形ちゃうかーというくらいだった。

 もう少しラブリー僕ちゃんと遊びたかったが、8時のバスの時間が迫っていたので、あわててバスターミナルにとって返す。バスを逃して、また1時間も待ちぼうけ食らったらやってられないぜぃ。急げや急げ!!しかーしここで近道なんてしようものなら、迷路の町で遭難してしまうので、とにかく知っている道をブンブン歩いた。おかげで8時のバスにはちゃんと間に合った。えがったえがった。


◆今日のディナー

 8時15分ポートオルノスに入る。今日のディナーはカラマーリ(イカのフライ)、キョフテ(ハンバーグ)、グリークサラダ、ウゾ、ネロー。ミコノス最後のディナーだから、少しだけ豪華。  + Foodギリシャ料理 +

 料理が出てくるのを待つ間、早速今日買った便箋で、友達に手紙を書く。晩御飯の時間が長いのは、ゆっくり景色を見ながら食べているのもあるけど、料理が出てくるまでの待ち時間も長いからじゃないかということに気がつく。だって待ってる間に手紙書き上げちゃったもんね。

 9時15分店を出るとき、ウエイターのお兄さん二人と記念撮影。おいしいギロを作ってくれた、ギロおじさんとも撮った。

 いやー今日も楽しかったね。ところで今日の面白かったことベスト3に輝い
た出来事は!!

《連れ》 1.フランス人夫妻に何回も会った。 2.ギロおじさんの写真 
      3.ラブリー僕ちゃん

《わたし》 1.お兄さんたちとの記念写真  2.ラブリー僕ちゃん 
      3.文房具を買えたこと

でした。次のパロスでは何が待っているのかな。ドキドキ。


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1995年05月28日

5月28日 食べ過ぎにご注意下さい

◆ピーヒョロ君、来襲!

 7時半起床。昨日、晩御飯を食べ過ぎて、苦しくて苦しくて、お風呂に入るどころでなく、そのまま寝てしまった。朝からシャワーを浴びる。9時朝食。今日はお客さんが多い。気分を変えて、紅茶を飲んでみたが、間の抜けた味でまずかった。

 そのうち、何かシクシクお腹が痛くなってきた。これはいかんと、トイレに駆け込む。どうやらおなかがピーヒョロ君になってしまったようだ。なんで?夕方ミコノスタウンに繰り出す予定だったが、ピーヒョロ君がいつ襲撃してくるかわからないので、明日にする。

 よぉし予定変更、泳ぐデー。ビーチにバカンスに来てるざんすから、当然といっちゃ当然。まずはホテルのプールで予行練習してから、本番のビーチに繰り出す。おっとその前に腹が減っては戦ができぬ。昨日のタベルナ「ポートオルノス」でギロピータを食べる。ミコノスタウンで食べたのよりずっとおいしかった。


ピーヒョロ君の原因とは…
 おいしいランチの後、ビーチに寝転がったが、激しい風でビーチの粒の粗い砂がバーバービュービュー飛んできて、顔や体にバチバチあたる。これって痛すぎ。とにかく、痛くてじっと寝ていられない。砂が飛んでこないところを探してたら、結局影も何もないところに落ち着くことになってしまった。

 んー今度は暑い。暑いなら、海に入ればいいのだが、海は根性試しのように冷たくて、長く入っていられない。どーせーっちゅうねん!!太陽でジリジリ背中が焦げたら、冷たい海で冷やして、またすぐ戻ってくるという、はっきりいって、お間抜けなことを繰り返した。

 そんな過激な日光浴をしていたら、今度は連れまでが、ピーヒョロ君になってしまった。いったいどうなっているのだ。水が合わなかったのだろうか、はたまた、あまりの暑さで夏ばてしたのか、もしやなんか病気なのか!と、いろいろ原因を考えた結果、昨日調子に乗って食べ過ぎたのがいけなかったという結論に達した。いわゆる、ただの食べすぎ。みなさん、食べすぎには注意しましょう。(^_^;)

 結局3時頃まで粘って引き上げる。帰るついでにスーパーに寄って、日焼け止めとビールを買った。部屋に戻って、海水バリバリの体を洗い流し、砂ジャリジャリの水着を洗濯して、ベランダでぼんやり。6時シエスタ。


◆今日の晩御飯

 8時すぎに昨日の「ポートオルノス」に食べに行く。今日はいくらなんでも、昨日みたいには食べへんで!!メニューはフィッシュグリル(パサパサご飯付)、なすの煮浸し1/2、グリークサラダ、ワイン、ネロー(水)。今日は昨日みたいに、信じられないくらい大量の付け合せもついてなく、お野菜とお魚なので、まぁ大丈夫でしょう。暮れなずむビーチを眺めながらゆっくり食事をした。

 9時チェックしてもらおうとしたら、お兄さんがウゾをサービスしてくれた。わーいわーい嬉しいな。だけど飲むのに一時間近くかかってしまった。なんと言ってもこのウゾは、アルコール度46%という強者。昨日の食べすぎで、ピーヒョロ君になっている私たちには、ちょっと過酷だ。だけど、ウゾがおいしい上に、やっぱり貧乏性なので、性懲りもなく飲んでしまいました。


◆レロレロガエルの昔話

 さて、このウゾのお陰で、わたしはすっかり酔っ払いのレロレロガエルになってしまった。もう脳膜がぱんぱんに腫れあがってるって感じ。ちょっと酔いを覚まさないと何もできないので、先に連れにお風呂に入ってもらう。

 このとき、わたくし、レロレロガエルは、どういうわけか、無性に昔話がしたくなった。真っ先に頭に思い浮かんだ「桃太郎さん」をはじめる。当然レロレロガエル状態なので呂律は回っていない。「むかーし、むかし」と話を始めたものの、途中で話の筋がどうしても思い出せなくなってしまって、「あれ、なんだっけ。」という合いの手の入るレロレロ昔話になってしまった。

 連れは、お風呂に入っていたにも関わらず、わたしのレロレロ昔話をしっかり聞いていて(酔っぱらっていたので結構大声出していたようだ。)、お風呂の中で大受けしていた。レロレロ昔話とはいえ、当の本人は至って真面目に昔話をしていたのに、大笑いするとは失礼な。レロレロ昔話を一席ぶったらいい加減酔いも醒めてきたので、わたしもお風呂に入ってさっぱり。12時就寝。あー今日も面白かった。
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1995年05月27日

5月27日 ミコノスタウン攻略大作戦

◆ミコノスタウンへ行こう!

 7時半起床。8時朝食。楽しみにしていたが、コンチネンタル・ブレックファーストだった。コーヒーとパンしか出ないなんて…。アテネでは朝から食べまくってたので、あまりの落差に愕然…。ま、でもパンもコーヒーも、おいしいから許してつかわす。

 食べ終わったら9時。今日はミコノスタウンに繰り出すぞ。タウンまでの次のバスは10時40分。時間があるので、その間に連れと二人でギリシャ語の勉強をする。まずギリシャ文字とアルファベットの対比を覚え、ギリシャ語の数字の言い方を覚えた。ギリシャ語の発音は表記通りなので、ギリシャ文字さえ覚えれば、とにかく地名や看板くらいは読めるようになる。アテネの二の舞はごめんなので、がんばらなくっちゃ☆

 10時10分バス乗り場になっているビーチの広場へ行く。今日の晩御飯はバス停の前のタベルナ「ポートオルノス」に決めた。待っている間、猫と遊んでいたら程なくバスがやってきた。10時40分オルノスビーチを出発。海沿いの道を走る。なんてきれいな景色なんだろう…。青い空、輝く太陽、澄みきった海。ここまで三拍子そろっているなんてすごすぎる。


◆観光そっちのけ

 景色見ながら、わいわいやっていたら、すぐミコノスタウンについた。さてさて観光をする前に、まずアテネで出し損ねた手紙を出し、軍資金調達のために両替をしなきゃ。

 ものげっつーきつい風に飛ばされそうになりながら、やっと郵便局にたどり着いた。と思ったら、なんと郵便局が閉まっているではないか。なにー許せん。(>_<)手紙はともかく両替しにいかなきゃ。いくつか両替所を見て、一番レートのいい所で当座の軍資金を調達した。

 用事も済んで一安心。ぷらぷらと散策していたら、お土産物屋さんで切手を売っていた。おじさんに「日本に手紙を出したいんだけど。」と聞いてみた。「120ドラクマ切手を貼ってあの黄色いポストに入れればいい」って教えてもらった。あーこれでよしと。今日の仕事は終わり終わり。

 それにしてもこのきっつい風、なんとかしてぇーー!飛ばされないように、むぅーーと踏ん張って歩いていたら、体力消耗。すっかりばててしまう。よぉーし、それじゃあ燃料補給だ!!ちょうど12時、お昼にギロピータを食べる。

 「ギロ」というのは、お肉を何層にもたてに重ねて、グルグル回転させながら焼いてあるもの。味がじっくり浸みていてとってもおいしい。「ピータ」というのは直径15センチくらいのピザみたいな薄いパンである。「ギロピータ」はまずこのギロをそぎおとして、玉ねぎなどの野菜と「ツァチキ」というきゅうりのヨーグルトサラダと一緒にピータにのっけて、くるくるっと巻いてあるものである。これがまたおいしいので、旅行中もっぱらお昼は、ギロピータと相成った。


◆コーヒーブレイク

 12時40分用事も済んで、一通りタウンも見物したし、もう帰ろうっか。バス停に行ったら、なんとバスは行ったばっかり。次は1時40分だ。げっ、やられた…。しょうがないのでバス停のそばのカフェでコーヒーを飲む。

 ギリシャではコーヒーというと二種類ある。一つはグリークコーヒー。グリークコーヒーは豆をフィルターで濾して飲まない。めちゃくちゃ細かく挽いた豆を直接鍋に入れて、たっぷりの砂糖を加え、ぐらぐらと煮立て、そのままカップに注ぐ。すると当然粉も一緒に入る。つまり上澄みを飲むのだ。だからとっても濃くって、とってもあまーい。ちなみにトルココーヒーも同じ入れ方。

 もうひとつのコーヒーとはネスカフェ。日本でも有名なあのインスタントコーヒーのネスカフェだ。頼むと、お湯の入ったポットと、飲み慣れたあのネスカフェが小さい袋に入って出てくる。あー自分で入れるのね。なんでやねん!そして、さらに不思議なことに、インスタントなのに、ネスカフェのほうが値段が高い。どういうことやねん!!(?_?)

 ここで連れは、果敢にもグリークコーヒーを頼んだ。私は無難にネスカフェ。さてはて、いったいグリークコーヒーとはどのような代物であろうか。連れに少し飲ませてもらう。げー何じゃこのコーヒーは!苦いし甘いしドロドロしてるし、ちょっと慣れるのに時間かかりそう。

 1時20分、重い腰を上げてバス停まで戻る。バスはもう来ていたので、さっさと乗り込んだ。1時40分出発。ホテルに戻るが、別にすることもないのでゴロゴロする。連れはベランダでひなたぼっこ。わたしは、こんなこともあろうかと持ってきていたハーモニカの練習を始める。そのうち連れも加わって、一緒にへたくそハーモニカを吹きまくった。時間はまだ5時45分。なんか今日は時間が経つのが遅いなぁ。疲れちゃった。ちょっとお昼寝して、7時に起きる。


◆食べる食べる今日は食べる

 8時、「ポートオルノス」に入る。また中に入って、あれこれ料理を見せてもらう。ここのウエイターさんは英語が上手だ。隣のテーブルに感じのよいフランス人(と勝手に決めつけていた)のご夫婦がいた。だんなさんはマドラス風の格好でパイプをくゆらしていて、奥さんはフワッとスカーフを巻いたおしゃれな人だ。

 今日のディナーは、たこグリル、スタッフドピーマン&トマト、ポテトサラダ、ビール。そして、今日はじめて「ウゾ」を頼んだ。「ウゾ」とは、ギリシャ特有のお酒。なんとアルコール度46%。無色透明なのに、水割にすると、水分に反応して白く濁るのだ。うまれて初めてこんな面白いお酒を見たので、とってもおもしろかった。アニス(八角)の香り付けがされているので、ちょっとクセがあるけど、わたしは気に入った。
 
 さぁて、ウゾをちびちびやっていたら、たこグリルがやってきた。そしたら、なんと付け合せに、ご飯とポテトがめっちゃどっさりのっているではないか!げげげ。勘弁してよぉー!ポテトサラダも頼んだのに…。貧乏性で食いしん坊のわたし達は、食べて食べて食べまくって、もうお腹パンパン。よろよろとホテルに帰ったら、もう9時になっていた。

 食べ過ぎのあまり、部屋に帰るなり、二人ともドオォーとベッドに倒れ込み、そのまま眠りの世界へ…。しばらくして、わたしはハッと目覚めた。ベランダの洗濯物を取り込む。よく乾いてくれるから気持ちいいわー。ついでにお星様も見る。降るような星とは、まさにこのこと。本当にきれい。さそり座がはっきり見えた。夜になってもまだすごい風だ。ガタガタビュービュー音がするので少し怖かった。
posted by ぺこ at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | └ ミコノス島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1995年05月26日

5月26日 いよいよミコノスへ

◆ミコノスへ行くぞぉー

 さて、今日からエーゲ海の島々を1ヶ月かけて渡り歩くことになる。手始めはキクラデス諸島の島々だ。キクラデス諸島のキクラデスとは、ギリシャ語の「キクロス=輪」から来ている。その名の通り、大小あわせて39の島々が、輪のようにひとかたまりになっている。最初の島ミコノス島は、町並みがきれいなことで有名なので、ものすごく楽しみだ。(^.^)

 5時起床。早起きしたんで、おつむがボケボケ状態。こういう時は熱いシャワーを浴びるに限る。軽く浴びたら頭もすっきりしてきた。お迎えの時間もあるので、6時に朝食を食べに行く。早く食べなくっちゃいけないとわかっていても、ついついあれこれ食べてしまった。こういう時、食い意地がはっているのは、考え物だ。

 6時半、荷物を取りに戻ってチェックアウトする。受付で、昨日書いた手紙を出してもらおうとしたら、自分で切手を貼ってくれないとだめといわれた。切手はキオスクで売ってるからと教えてもらった。もうお迎えのタクシーが来ていたので、次のミコノスで出すことにする。

 7時、ほいほいほいとピレウス港までやってきた。運ちゃんはちゃんと私たちの乗る船に横付けしてくれた。「アガピトスラインズ」というおっきい船だ。早速乗り込んで上のデッキに陣取る。やがて地元の高校生の団体さんやカップルやなんかでデッキの人口もわんさか増えてきた。出港の時間が近づいてきたので、酔い止めの薬も飲んで、わたしもしっかり出港準備完了!


◆エーゲ海クルーズの始まり

 8時半ピレウス港を出港する。出航すると、カモメがフェリーにくっついて飛んでくる。結局沖の方まで付いてきて、まるでお見送りをしてくれているよう。行ってくるよぉー!またねぇー。カモメにさよならを言った。

 さて、これから約6時間の船旅だ。時間はたっぷりある。しかし、本なんて読んでちゃ、ただでさえ酔いやすいのに致命的。ここは、人物観察でもして、時間をつぶそう。そんな中、おじいさんとおばあさんに付き添われている女の子がいた。

 みたところ19才くらいかな。出港間際まで慰められていて、なおかつ出港してからもずーと悲しそうな顔をしているのだ。「あーどうしたんだろ。何があったんやろー。」と、とにかく気になってしまい、「あーなんてかわいそうなんやー。」と、なんだかものすごく感情移入してしまって、終いにこっちまで一緒になって、何か悲しくなってしまった。きっとすごくすごく悲しいことがあって旅に出ることになったんだろうけど、いつかすてきな笑顔を取り戻してくれるといいなと思った。

 10時半頃までデッキにいたが、やっぱり寒いのでキャビンに降りた。11時から12時までお昼寝。昨日お昼に買ったパンが残っていたので、それを今日のお昼に食べた。お腹いっぱいになったら、またて眠くなり、1時間ほど寝る。


◆ついたでぇ、ミコノスだ!

 2時15分やっとミコノス島に到着する。降りたら、わんさか客引きのおっちゃん達が寄ってきて、追い払うのに一苦労。おっちゃん達をかきわけ、やっと今日のホテルの「ディオニソス」の送迎バスを見つける。バスはすでに他のお客さんで満杯になっていたので、助手席に連れと二人で座るはめになった。

 ところで、このホテルの名前になっている「ディオニソス」とは、ギリシャ神話のお酒の神様である。ローマ神話では「バッカス」という。人間にぶどうからワインを作ることを教えたとされている。ギリシャでは度々神様の名前をつけたお店に出くわした。日本では天照大神とか観音様とか、神様や仏様の名前は見かけないが、やっぱり罰が当たるような気がするからかなぁ。国民性の違いだねぇー。

 さて、私たちの部屋は33号室。部屋はとてもきれいでテレビもついていた。バスタブもあるし、言うことなしだ。イオカステツアーズのコスタスがチョイスしてくれた、ホテル第一号は合格◎!!早速、荷物をほどいて、クローゼットに服を吊したり、机の引き出しに文房具をしまったり。一通り落ち着いてから、近くのオルノスビーチに行く。

 それにしても風がきついきつい。吹き飛ばされそう。しかしビーチのきれいなことといったらない。海水が透明であるということを再確認してしまった。ここは広いビーチではないけど、何軒かタベルナもあるし、人も少なくって気持ちのいい。

 ひとしきり透明度100%の海を満喫して、ホテルの近くのスーパーに買い出しに行く。部屋に戻ると、もう5時になっていた。7時半までシエスタ。確かに疲れもあるんだろうけど、とにかく眠たい。この眠気は普通じゃないで。酔い止め薬が効きすぎか?!


◆ミコノスの夜

 8時、ビーチに晩御飯を食べに行く。ビーチの一番奥のタベルナに入った。今日のディナーはフィッシュ、スブラキ、グリークサラダ。料理はおいしかった。食べている間、ここんちの犬が猫に追いかけられて、逃げていったのには笑った。なんで犬のほうが弱いねん。ここの猫は「ご飯ちょうだい☆ちょうだい☆」と寄ってくるのでかわいい。

 9時になってやっと陽が暮れる。ゆっくりゆったりとお食事を頂き、しっかりばっちりサンセットを楽しんむ。なんて贅沢なんでしょ。ほんと幸せ☆これだけでも、はるばるギリシャまで来た甲斐があったというもの。

 そんな、素敵なディナーを終えて、ホテルに戻る途中、他のタベルナのお兄さんに呼び止められた。「どこから来たの。日本から?じゃあこれだな。」、と、空手のポーズをされたのには参った。あのね、日本人がみんな、空手できるわけじゃないのよ。(^_^;)

 ホテルに帰ってからも、お風呂に入る。ここはバスタブがあると喜んでいたが、どうも栓がゆるいらしく、スルスルとお湯が抜けていってしまう。あらま。いけません。お風呂の後は洗濯タイム。ジャブジャブ足で踏んで洗濯する。結構楽しいやん。こうして、ミコノスの夜は更け、12時、就寝す。
posted by ぺこ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | └ ミコノス島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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