1995年06月16日

6月16日 さよならみんな、さよならサントリーニ!

◆最後のフィラ散策

 ゆっくりたっぷり寝て、10時起床。朝食に毎日おいしいヨーグルトを食べていたが、今日で全部食べきった。最後にオーレを入れようと牛乳を出したら、なんと牛乳がヨーグルトみたいになって腐っていた…。冷蔵庫に入れてたのに…。日本と違って殺菌消毒してないんかな。良いことだけど、わたしは牛乳が飲みたいんであって、いくら好きでもヨーグルトになってもらっては困るんだな。

 12時30分フィラに行く。フィラの町も今日で最後だ。1週間通い慣れた道をてくてく歩く。町をぶらぶらして、13時30分郵便局で手紙を出す。荷物を梱包して小包にしている人を見かけた。これはいいアイデアだ。いらない荷物をまとめて日本に送り返しちゃおう。次のロードスは大きい島らしいから、ロードスから送ることにする。

 14時お昼はまたもサンドイッチ。フィラの町外れの電飾教会の木陰で食べる。この教会は屋根や上の十字架に電飾がついているのでそういうあだ名を付けた。いつも昼間にその前を通っていたので、残念ながらピカピカ光ったおめでたい教会を見ることはできなかった。残念のような見たくないような・・・。

 15時帰宅。夜中の船に乗るので今のうちに寝だめしておく。17時30分起き出して行動開始。ジャックに船の名前を聞きに行く。詳しいことがわからないので、ブラホ氏に確認してくれるということ。その間に船用に食料を調達に行く。買い物から帰ってきてよくよく聞いてみると、船は24時30分発で、ロードスまでなんと延々15時間もかかるというのだ。げーなんて事だ。しんどすぎる。再度翌日のお昼の分の食料も調達しに行く。

 ついでに次のホテルに電話しなくっちゃね。でも近くにあるキオスクの公衆電話は調子が悪くてつながらない。しょうがないので部屋の電話を使ってホテルに連絡する。出発まで部屋を使っても良いというジャックのありがたい言葉。お陰でゆっくり出来る。ジャックに両替してもらって、近くのタベルナに晩御飯を食べに行く。20時。

◆みんなにさよなら

 今日は近所のタコの看板があるタベルナにした。いつもフィラに行く道の途中にあって、一度入ってみようと言っていたから実現してよかった。ムサカ、チキンベーコン巻き、ツァチキ、ビール、ネローを頼んだ。

 今日は生ライブをしていた。ラッキー。二人のギターのおじさんがギリシャの民族音楽のブズキの演奏をしていた。とても上手。今日のサンセットは直接は見れなかったけど、筋状の雲が夕日に染まって、またひと味違った美しさだった。日が落ちると、キャンドルランプをテーブルに置いてくれて、とってもロマンチック。お料理もおいしかったし、サントリーニ最後の夜にふさわしい言うことなしの晩御飯でした。

 21時30分帰宅。しばらくコーヒーを飲んでゆっくりした後、22時30分レセプションに行く。写真を撮ったり、ゲストブックにメッセージを書いたりした。ジャックが第二外国語で日本語をちょっとだけかじったことがあると言っていたので、百人一首を書いてあげた。

 瀬をはやみ岩にせかるる滝川の割れても末に逢わんとぞおもふ

 何回も書き直して一番きれいに書けたのを渡した。こういうときにお習字習っとけばよかったといつも思うのよねー。ローマ字で読み方も一緒に書いた。これは古い日本語のポエムだと説明する。連れはブラホ氏に頼まれてホテルの名前を日本語で書いてあげた。日本人向けに宣伝するんだって。なかなかブラホ氏も商魂逞しいのである。

 23時30分謎のおっさんが送ってくれることになった。この人私たちがいる間ずっとアダムと一緒に遊び倒していて、一体何する人なのかわからなかったので、謎のおっさんと呼んでいたのだ。さて、ジャック、アダム、ブラホ氏とそれぞれ握手してさよならを言った。みんなどうもありがとう。とっても楽しかったよ。


◆謎のおっさん、意外にいい人

 みんなと別れて、謎のおっさんについていく。迎えに来てくれたときとは違う車で行くようだ。小型ジープみたいな車だ。荷物を荷台に載せて、助手席に二人乗って、でっかい謎のおっさんは小さくなって運転している。連れが「君には小さすぎる車だね。」と言ったら、おっさん車の自慢を始めた。「これには15年も乗っている。660CCで小さいからガソリンも食わないし、シトロエンなんだぞ。」へー。ほんとにこの車が好きみたいなので微笑ましかった。

 ところで、何とこの謎のおっさんはブラホ氏のいとこなんだと!ゲー全然似てない。ブラホ氏は小柄の小太りなのに、この人背が高くてめちゃごついで。夏は忙しいので手伝いに来たという事。でもずっと遊んでいるところしか見たことなかったぞ。いつ手伝っとってん!?彼はテッサロニキというギリシャ第2の都市に住んでいて、奥さんと子供と犬がいるんだって。

 初めてこの人といっぱい喋った。見かけの厳つさとは反対にいい人だなぁと思った。もっと早くにこの人ともいっぱいしゃべれたら、もっと面白かったかもしれない。でも私たちも彼も遊ぶのに一生懸命だったからねぇ。(^_^;)

 24時ニューポートに到着。謎のいとこと握手して別れる。それから船を待つこと1時間。どんなにその間眠かったことか。やっと乗り込んだけど、席がいっぱいで座るところもない。ひとまずロビーの椅子に座って仮眠する。さぁてそれじゃあ、サントリーニの夢でも見るとしますか…。



posted by ぺこ at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | └ サントリーニ島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1995年06月15日

6月15日 おいしいカレーが出来ましたよ♪

◆カレー作るで!

 10時起床。11時朝食。今までシエスタなしの強行軍だったので、今日は一日ホリデイ☆彡久々にゆっくり出来て、とっても嬉しい。わたしの体力は連れの体力に遠く及ばないが、それでもなんとか連れのペースについていったお陰で、いつの間にか体力も付いて、さらにシェイプアップして痩せたみたい。痩せようとすると痩せないのにねー。まぁこの炎天下の中、あれだけ歩き回れば痩せるわなぁ。

 今日は遠出はしないで、カレーをたくさん作ってみんなに食べてもらうことにする。12時近所のスーパーに買い出し。さすがにカレールーは売っていないので、カレー粉を調達。後はお野菜にお肉。材料はこれでOK。それから二人でワイワイ言いながら作り、出来上がったら15時になっていた。

 自分で言うのもなんだけど、とってもおいしいカレーが出来た。味見を兼ねて、遅い昼食に朝の残りのサラダと食べる。食事の後はまた友達に手紙を書いたりして、ゆったり過ごす。

 16時40分ジャックに明日の船のことを聞きに行く。新しいお掃除兄ちゃんアレックもいたので、「カレーを作りすぎたのでみんなに食べるの手伝って。」と頼んだ。その後コーヒーブレークをしたらすっかり和んでしまって、今日は岩登りをするつもりだったのに忘れるところだった。よーし行くぞー。


◆岩に登るで!

 18時40分出掛けに、ブラホ氏とジャックに声を掛けられていざ出陣。わたしは、途中の教会から下に降りるような、めちゃくちゃ細い道があったように思ったのだが、スタスタ連れは行ってしまう。前進しても岩は遠ざかるばかりで一向に下に下る道がない。やっぱりあそこだよと、通り過ぎた教会まで引き返す。ここここ。細い道を恐る恐る降りていく。

 さて、ホテルから見えていた大きい岩は、小型版グランドキャニオンのような形をしている。元はもっとちゃんとした岩だっんだろうけど、地震やなんかで崩れたりして今の形になったみたい。大きさはそうねぇ、体育館くらいはあるかな。けっこうでかい。毎日ホテルからこの岩を眺めていたので、登れるものなら登ってみたいと思っていたのだ。

 さてさて、小型グランドキャニオンのそばまで来たのだが、切り立った崖に突き当たって、道がなくなってしまった。えーーーせっかく来たのにぃーーとうろうろ道を探すと、なにやらけもの道のような、よじ登るための道筋がある。どうやら、この道をよじ登るしか手はなさそう。

 連れが先に上って、わたしが後に続く。やりました頂上です!!。おーすんごくいい眺め。きてよかった。20時まだまだ日は沈まない。頂上でサンセット見物したかったけど、暗くなって降りれなくなったら危ないので、しかたなく降りることにする。

 わたしたちが降りてきたら、おじさんがやってきて、「いやーぼくも登るとこ探してたんだ。ここからよじ登るのかー。」といって登っていった。降りてからも、下でぶらぶらしていたら、さっきのおじさん上から降りて来た。向こうから彼の奥さんもやってきて、4人でおしゃべりする。

 彼らはバンクーバーからやってきたそうだ。息子さんが神戸に2年間留学していたんだって。神戸の震災はおろか地下鉄サリン事件まで知っていた。「そうなの、日本は今大変なの。」といっておいた。このご夫婦は、なんでもハワイフリークで、ギリシャの後は日本とハワイを経由して帰ると言っていた。とても分かりやすい英語でお話ししてくれた。ひとしきりお話ししてから彼らは岩の方へ、私たちはもう少し残ってサンセットを見定めることにした。


◆アダムとジャック

 21時10分サンセットをばっちり鑑賞して、ホテルに戻る。アダムがお客さんの赤ちゃんを上手にあやしていた。カテリーナちゃんっていうんだって♪めためたかわいいどぉー。キューピーさんそっくり!そうか、キューピーさんって西洋人の赤ちゃんがモデルなんだと、いまさらのように感心してしまった。

 ジャックもわたしも赤ちゃんなんてだっこしたことないもんだから、ちょっと抱かせてもらったけどワンワン泣かれてしまった。赤ちゃんってよく知ってるもんね。だけど、アダムは全然泣かれなかった。赤ちゃんに慣れてるって事は、この子きっと兄弟が多いんだなと思った。

 21時30分ジャックが暇そうにしていたので、カレーをごちそうすることにした。連れがカレーの用意をしている間に、ジャックといろいろおしゃべりする。

 ジャックはオーストラリア人でシドニー在住。コンピューター関係のOLをしていたけど、機械相手の仕事が嫌になって旅に出たらしい。そしてここサントリーニまで流れ流れてやってきたところで、軍資金が底をついて、このホテルで受付しているというわけ。シーズンの9月頃までバイトして、ヨーロッパをまわって真夏のクリスマスのオーストラリアに帰るそうだ。


◆さぁ召し上がれ

 二人でペチャクチャしている間に、連れがカレーを運んできた。さぁ召し上がれ。ジャックのカレーの感想は?。「いつもスブラキとかばっかりでうんざりしてたし、カレーなんて久々。とってもおいしい。」あーよかった。そうそうあのブラホ氏も料理がうまいそうだ。人は見かけに寄らないと言うけど・・
・。

 カレーを食べながら、今度は3人でおしゃべり。シドニーの話や大阪の話をした。あー楽しかった。今までジャックと思うようにお話しできなくて、へこんだことも会ったけど、やれば出来るじゃんと自信がついた。難しい話はだめだけどね。

 ジャックと別れて部屋に戻る。そういえば私たちも晩御飯まだなんだ。でももう食べに行くのも遅いしまだカレーも残っているので、私たちもカレーで済ます。今日はカレー三昧!!

 それにしても長いはずだったサントリーニもあっという間に明日でお別れ。楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまうもの。サントリーニだけで1ヶ月いても良いくらいこの島が好きになってしまった。いい人たちとも出会えたし、これぞ旅の醍醐味っていう1週間だった。

posted by ぺこ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | └ サントリーニ島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1995年06月14日

6月14日 世界一のサンセットを見る!

◆今日はイアへ

 8時20分起床。10時きのうスープをあげた時に使ったカップをジャックに返してもらいに行く。ジャックが「返すの忘れててごめんね」と返してくれた。いつも笑顔で気持ちのいい子だ。好きやわぁ。食事の後一休みして、フィラの町の写真撮影に出掛ける。もうここぞとばかりに、バシャバシャと美しい景色を取りまくった。

 13時スーパーで買い物した後、日本に電話を入れる。そしたら、電話にテレフォンカードが差し込んであるじゃあーりませんか。およよよ。誰かを忘れていったみたい。まだだいぶ残っていたので、ありがたく使わせていただきました。m(__)m

 14時帰宅。昨日の残りのスープでリゾットを作った。アダムがウロウロしていたのでお裾分けする。わたしはその間ジャックにタベルナのスペルを聞きに行った。今日は夕日がきれいで有名なサントリーニの西の端の町、イアにサンセットを見に行くのだ。そのついでにイアで晩御飯にしようという計画。昨日連れがジャックにイアのタベルナを紹介してもらったのだが、詳しく聞いていなかったので、タベルナの名前と場所をメモに書いてもらった。

◆イアへ出発

 15時片づけも終わって一段落。15時45分のバスで出掛けることにする。それまでちょっと休憩。15時30分ホテルを出てバス停に向かう。程なくバスもやってきて、一路イアへ。

ia.jpg 16時イアに到着。静かな町だ。それから町をぶらぶらする。そしたらまたワンちゃんが私たちの前を歩いて、さぁついといでって。ワンちゃんに付いていって、一緒に町をぶらぶら。パロスに引き続き、犬には好かれる私たちである。
 
 日陰で風がよく通るところに座って休憩する。休憩している間、二人の少年が通りかかりロバさんを追い立てていった。お手伝いしてるのかな。日陰から移動したら、パーと視界の開けたところに出た。いい景色だ。

 18時階段で下に降りる。昨日のペリッサの下りに比べたら軽い軽い。しかしそこには強烈なロバ糞さん攻撃が待っていた。ロバ糞さんで足の踏み場がない!!これだけのロバ糞さんがあったら、さぞかしすごい臭いだろうとお思いでしょうが、さにあらず。ギリシャの乾燥した空気で全然臭わないのだ。そうでないとこんなとこ歩いてられへんちゅうねん。

◆タベルナへの道

 下に近づくにつれ、ロバさんが階段を占領して人間が通れなくなっている。えーん。いっぱいのロバさん怖すぎるー。(>_<)それに1頭で尻尾をバンバン振っている意地悪ロバさんがいる。意を決して意地悪ロバさんの後ろを通ったら、わたしの時は止めてくれた。あっ優しいんだと思ったら、連れが通るときは、尻尾バシバシ振っていた。やっぱり意地悪やった。

 ジャックに教えてもらったタベルナはすぐわかった。この店にリリーというかわいい子犬がいて、みんなに愛嬌を振りまいていた。かくいう私たちもリリーがあんまりかわいいので食事そっちのけでリリーをかまっていた。でもリリーは嬉しくなってキャンキャン走り回りだしたので、だめーーと怒られていた。

 海の側のタベルナに来たんだから、もちろんお魚を注文。鯛だよぉーん。グリルにしてもらうことにした。そしたら波打ち際でパッパッパーとさばいてジャブジャブジャブーと海水で洗っていた。その横でダイバースーツに身を固めて漁師さんが貝を捕っているし、ワイルドなタベルナだ。

 ここで食事をしながらサンセットを見物するつもりだったが、ちょうど岸壁が邪魔をしてサンセットが見れそうにない。食べたら早々に引き上げることにする。


◆世界一のサンセット

 20時上に上がる。上はサンセット見物のギャラリーでごった返していたので、さっきの見晴らしの良いところまで行ってみる。幸いここは穴場で誰もいなかったので、ゆっくり鑑賞できた。ほんとに美しいサンセット。これが世界一のサンセットだわ。ほんと来てよかった。でも、水平線に雲が懸かっていて、文字通り水平線に沈む夕日を見ることは出来なかった。残念。(>_<)とりあえず見るもの見たし帰るとしますか。

 20時40分バス停に行くと、もうすでに車内は満杯状態…。そこに無理矢理乗り込む。しかーし、この満杯状態の中をもろともせず、車掌さんはお金を取りにやって来る。仕事だから当たり前と言えばそれまでだけど、根性あるよ。私たちの番になって、連れがギリシャ語で「ディオ(二人)」と言ったら、車掌さん反射的にギリシャ語で料金を言った。10までしかわからない私たちはいくらかわからなかったが、行きと同じ料金を払った。

 21時10分帰宅。シャワー浴びたり手紙書いたりして過ごし、24時就寝。今日はいやーいいもん見ました♪
posted by ぺこ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | └ サントリーニ島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1995年06月13日

6月13日 いっぱい遊んで、いっぱい見る♪

◆古代ティラへ!

 9時40分起床。10時10分朝食。11時お洗濯を片付けて、12時フィラに出発。12時40分バス停着。13時発のカマリ行きのバスに乗り込む。今日は「古代ティラ」という遺跡に行くのだ。フィラから、20分くらいでカマリビーチに到着した。カマリビーチは通称ブラックビーチと呼ばれ、その真っ黒な砂のビーチで有名だ。観光客でごった返すらしいが、まだバカンスには早い時期なのでそれほど混んでいなかった。

 13時30分、ちょっと小腹もすいてきたので、ビーチのタベルナでギロピータを買う。連れが買っている間に、わたしが店のおじさんに古代ティラの行き方を聞いた。「あっこにバス停があるからバスで行け。」と言われて、てくてく歩く。一応バス停はあるけど古代ティラ行きなんてないよ。とりあえず木陰でギロピータを食べる。

 14時ちょうどやってきたバスの運ちゃんに連れが聞くと、ここからもう少し行ったところに、古代ティラに行くミニバス乗り場あるそうだ。途中でネローも仕入れて準備完了。ミニバス乗り場にたどり着いたら、すぐのせてもらえた。すんごいゴロゴロ道で、ガックンガックン揺れてびっくりしてしまった。
 
 やっとこさ頂上についたら、運ちゃんが「チケットは。」と言うではないか。そんなんもらってないよ。乗る時、事務所のおじさんが乗れ乗れっていうから、後でお金払うんだと思って、何も聞かずに乗り込んだらこの始末。要は乗り込む前に片道か、往復のチケットをかって乗らなくっちゃいけなかったみたい。一悶着の末、運ちゃんにお金を払った。もういやんなっちゃう。


◆やっと見れた…

 14時20分やっと中に入る。でもさっき坂の途中に「古代ティラは14時30分迄」っていう看板が出てたんだけど…。案の定14時40分には管理人さんに追い出されてしまった。少ししか見れなかったけど、遺跡自体の規模も小さかったので、まぁ満足。劇場や住居跡など結構きれいに残っている。さっきはミニバスで嫌な目にあったけど、ミニバスで上って来ないで歩いてこのすごい坂を上ってたら、着いたら閉まっていましたなんて情けなさ過ぎる話になっていたかもしれない。お陰で少しでも見れたんだから、ラッキーだったね。

 さて、この古代ティラは山のてっぺんにあるのだが、辺りの地層が異様に湾曲している。火山活動で隆起したみたいだ。ここから左手にカマリビーチ、右手にペリッサビーチが一望できる。ええ見晴らしやなぁ♪この景色見れただけでも、ここに来た甲斐があっというもの。

 そして後ろの山には測候所があった。ホテルから双眼鏡で「山の上に測候所があるネー。」と見ていたので、こんな高いところに自分たちがいるのかと感心した。その上カマリビーチのはずれに国内線の飛行場があり、離着陸の飛行機が私たちより下を飛んでいた。着陸姿勢に入ってるからなんだけど、飛行機よりも上にいるっというのは、なんだかちょっとうれしい感じ(^_^)v


◆さぁ帰ろう!

 少し休憩してから、行きはカマリビーチから上がってきたので、反対側のペリッサビーチの方へ降りることにする。さっきはゴロゴロ道ながらも一応車が通れる道だったが、こっちの道は人が通れるだけの道で、傾斜もきつく道なき道を行くって感じだ。私たちだけしか歩いていないので、景気づけに歩きながらいろいろな歌を歌う。そのうち水戸黄門の主題歌まで飛びだした。「人生楽ありゃ苦もあるさ。」んー今まさにその通り。

 15時45分やっと地べたに到着。長い下りでした。お疲れさまー。カマリビーチの反対側のペリッサビーチはこじんまりしたビーチだ。バス停の場所を確認したから、とりあえず休憩しましょう。早速アイスクリームを買う。わたしは欲張って大きいアイスを買ったら、予想以上に量があってバスに乗り込んでもまだ食べ続けるという羽目になった。失敗失敗。

 そのうち空の雲行きがだんだんおかしくなってきて雷さんの音がする。えー、ほんとかー。さっき飛行機飛んでたし間違いちゃうかー。とかいってたら、東の空にビカビカっていう稲妻が走った。おー、今日はいろんなものを見ますネー。

 16時15分ぎゅうぎゅうバスに乗り込んで一路フィラへ。揺られている間に一度だけでっかい雷鳴を聞く。それから大粒の雨が!!ギリシャに来て初めて体験する雨が大雨になるのか!と思ったら、「ボツ。ボツ。」って、たったの2粒…。なんや面白ろな。ところが、フィラに帰ってきたら、フィラの方ではたくさん降ったらしく、坂道が小川になっていた。


◆あそこはどこだ!大捜索!

 さて、サントリーニといえばこの写真というくらいよく使われている写真があるのだが、連れがそのモデルになっている教会がどこかにあるはずだから探そうと言い出した。何も今でなくても良いだろうにと思ったが、連れはやる気満々だし、どうせ帰り道なのでついていく。大体の見当はついているのだが、どうも通じる道がない。どうしたら行けるのだろう。あちこちうろうろしてやっとたどり着く。

church.jpg なんとモデルになっている教会とは、イメロビグリからフィラまでの海沿いの道でいつも前を通っている教会だった。写真のアングルはちょうどこの教会の後ろを写して、正面からはトレードマークの青くて丸い屋根が見えなかったのだ。正面の外観と写真の青い屋根が結びつかず、ずっと気がつかないで通り過ぎていたのだった。

 わたしたちがたどり着いたら、先客のおじさんがいた。おじさんも私たちのように悪戦苦闘してこの場所を見つけたらしく、後から来た私たちに「we are success」と言った。とにかくそんなことを言いたくなるくらい見つけにくい場所なのだ。おじさんはその恨みを晴らすかの如くバチバチ写真を撮ってはった。私たちもそれにならってバキバキ写真を撮る。

 そしたら本の表紙になっているアングルで撮ろうとすると、どうしても電線が入ることに気づく。いややわぁ。邪魔やわぁ。後で本の表紙を飾っている写真をよく見たら、ばんばん電線が入っていた。教会や景色に目を奪われていて、自分たちが撮る時になるまで電線が入っているなんて全然気がつかなかった。やっと念願の教会をカメラに収めて、連れもやっと気が済んだらしく、つつがなく家路に着く。


◆ステキなサントリーニの夜

 帰ってすぐ晩御飯の準備。今日のメニューはオムレツとスープだよー。スープにはムール貝とたまねぎを入れた。うーーんうまそう♪あんまりうまそうにできたので、昨日のお礼にジャックにおすそ分けしようということになり、わたしがジャックに持っていく。ジャックは素直に喜んでくれて、とても嬉しかった。そんなこんなでやっと晩御飯と相成った。

 今日はあちこち行って非常に疲れていたので殊の外おいしかった。オムレツにマヨネーズをつけて食べたら、もっとおいしかった。テラスで食事をしていたら、お隣の部屋の奥さんに「電気をつけてると蚊が入るわよ。」と注意された。さすが主婦。

 今日はすごくお月さんがきれい。はじめ持ってきていた双眼鏡で見ていたが、連れがジャックに大きい双眼鏡を借りてきた。やがてテラスから通りに場所を移し、そのうちジャックもアダムもお隣のご夫婦も加わって、大お月見大会となった。ひとしきり見て、22時みんなにおやすみなさいを言って部屋に戻る。

 部屋に戻ってから、お風呂に入ってベッドに潜り込んだが、目が冴えてなかなか寝付けない。のそのそベットから這い出て、部屋の中からお月見する。もうお月さんはだいぶ動いていて、湾内を煌々と照らしていた。えもいわれぬ美しさだ。ほんと美しさを形容する言葉って意外に少ない。遭遇した美しさを正確に表現しようとすると、どんな風にとか長い説明を付けないといけないし、下手をすると表現不可能なことだってある。今のお月さんだって、この美しさは今見ている人にしかわからないし、はっきり言って表現不可能だ。そんな表現不可能なくらいきれいなお月さんを見ていたら、程良い眠気がやってきたのでベッドに潜り込む。おやすみなさい…。

posted by ぺこ at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | └ サントリーニ島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1995年06月12日

6月12日 さまよえるジプシーになった私たち

◆サントリーニの朝

 5時45分起床。今日もサンライズ鑑賞をする。トレーナーを着込んで、さらに毛布にくるまって、お日様を待つ。6時20分頃やっとお日様が屋根から顔を出してくれた。んー1日の始まりだ。気持ちがいい〜(>_<)でも待ってる間にすっかり体が冷え切ってしまったので、もう一度ベッドに潜り込んで体を温める。おー寒かった。

 暖まったところで、ようやく朝食の準備。朝食をいちいち作らなくてはいけないというのは、ちょっとめんどくさいが、好きなものを好きなときに食べられるというのは精神衛生上非常によろしい。

ship.jpg 食べ終わり豪華な朝食の余韻に浸ってゆっくりしていたら、停泊中のどっかの船が、いきなり大音響で国歌らしき曲を流し始めた。びっくりしたけど面白いので国歌鑑賞としゃれ込んだ。ついでに双眼鏡を取り出してお船も鑑賞する。4本マストの立派な船だ。湾内にいるせいか帆は張っていない。以後滞在中に何回も見かけたので、エーゲ海クルーズの船だと思う。


◆お部屋大移動

 さて、今日はお部屋を変わってあげなくてはいけない日。別の部屋に移動するだけだから簡単さ。おっと下にブラホ氏発見。一緒にいるカップルが今日この部屋のゲストらしい。9時急いで荷物をまとめて部屋を出る。お次の部屋は6号室だ。でもまだメイキングが出来ていないとのこと。

 メイキングができるまで、しばしレセプションでみんなとおしゃべりする。レセプションのジャック。お掃除兄ちゃんのアダム。もう一人イタリア人の女の子。そして私たち。5人でべらべらべら。

 今日のアダムはきのう23時30分まで飲んでいたのでフラフラで、あのピックアップしてくれた謎のおっさんは、朝の7時30分まで飲んでいたらしい。元気だネー。仕事中にあんまりお邪魔しても悪いし、ちょうどオーナーのブラホ氏がやってきたので、荷物を預けてぶらぶらフィラまで行くことにする。10時

 いつもの海沿いの道を歩きながら、映画の話で盛り上がった。フィラの町に着くと、ウインドウショッピングをしたり、写真取ったりとフィラ散策に勤しんだ。12時スーパーで今日の晩御飯の買い物や必需品の蚊取り線香を仕入れる。スーパーの前の道に露天の魚屋さんが出ていたが、買い物している間に閉めてしまってもういなかった。新鮮なお魚食べたかったのに残念。代わりと言っては何だけど、隣の八百屋さんでイチジクを買う。

 ところで、そろそろお昼なんでないかい。お昼食べようよー。ということで、今日はわたしの大好きなサンドイッチにした。12時45分日陰でサンドイッチに食らいつく。ここのはイオスのサンドイッチよりごつくて食べ応えがあった。デザートにさっき買ったイチジクを早速食べた。さぁーお腹もいっぱいになったし帰りましょうか。


◆えーまだなのぉー

 13時30分ホテルに戻ったが、まだメイキングは出来ていないんだって。どえーー。ジャックが気を利かせてくれて、使っていない小さい部屋を使わせてくれることになった。さらに、ジャックは私たちがスーパーの袋を提げていることに気づいて、ヨーグルトとか冷蔵庫に入れてくれた。ほんとこの子、よぉ気ぃつく子やわ。

 そして、ジャックが部屋の用意をしにいってくれている間に、イタリア人の女の子と話をした。彼女はギリシャ語がわからなくてSADで、それにギリシャに来ていたお姉ちゃんも、イタリアに帰ってしまったのでもっとSADだとも言っていた。私たちは楽しくてたまらないけど、そういう風に感じる人もいるんだなぁ。いわゆるホームシックというやつですね。結局私たちは最後までホームシックという病気にはさっぱりかかりませんでした。

 程なく準備が出来て、その小さい部屋まで連れていってもらう。ほんとに小さい部屋だ。2畳ぐらいで2段ベッドがぽんとあるだけ。まぁここに泊まるわけじゃないし、休ませてもらうにはこれで充分。連れがいろいろしてくれたお礼に、ジャックにオレンジをあげたら、お返しにクッキーをくれた。

 しばらくしたら、今度はジャック、アイスコーヒーを持ってきてくれた。ギリシャではこれをフラッペと呼んでいる。連れはこのフラッペがいたく気に入り、フラッペ製造シェイカー(単なるタッパーだけど、ちゃんとネスカフェのロゴ入り)をスーパーで購入致しました。ジャックが作ってくれたフラッペは冷たくて甘くてとってもおいしかった。サービスでやってくれてるんじゃなくって、これはこの子の人柄なんだと思う。ほんま、ええ子やぁ。(^.^)


◆やっと入れた…

 16時やっとアダムが迎えに来てくれた。今日はなんもせんとただ振り回されてしまった。でもまぁゆっくりできたし、いいか(*^_^*)

 新しい部屋6号室は、フェニックスのパンフレットにも載っている部屋で、9号室よりずーと狭くってこじんまりしている。申し訳程度にテラスがついているだけで9号室とは雲泥の差。

 しかし、9号室って、一番いい部屋だとブラホ氏が言うだけあって、広くていい部屋だけど、私たちにはここみたいにこじんまりした方が落ち着く。キッチンも9号室のキッチンは奥まったところにあって、薄暗かったけど、こっちは窓際で海に面しているので、明るくて気持ちいい♪

 さぁーそれじゃー早速晩御飯を作りましょう。今日は煮込みを作るでー。お野菜をどかどか入れて、トマト煮込みじゃー。お鍋で炊いたご飯に、今日はウゾを飲んじゃうぜぃ。飲んだくれても、そのままベッドに直行すればいいもんねぇ。

 20時さぁて待ちに待ったディナー。メインディッシュの煮込みは、あり合わせの材料で作った割にはなかなかいい線いってる。うんうんおいしい。勢いよく晩御飯を食べたが、昼間の待ち疲れがきたみたいでぐったりしてきた。今日は早々とおやすみなさい。22時30分。

posted by ぺこ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | └ サントリーニ島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1995年06月11日

6月11日 初めての遺跡見物

◆サントリーニはこんなとこ

 珍しく連れがわたしより早く起きてドッタンバッタンしている。何かと思ったら、サンライズを見物するために早起きしたらしい。ベランダに出ていく気配。そのうちわたしも起き出して、ベランダで二人でモーニングコーヒー。もうすっかりお日様は顔を出していた。さあーそろそろ飢えてきたぞ。8時15分朝食。今日は、レセプションの女の子ジャックに教えてもらった遺跡「アクロティリ」に行くぜぃ!!

 さて、ここサントリーニは三日月型の島だ。私たちがいる場所イメロビグリは三日月のお目目の辺りで、中心の町フィラはお鼻の辺り。今日出掛けるアクロティリはちょうど顎の先っぽになる。

 変わった形してるなぁと思っていたが、実は昔はちゃんと丸い島だった。紀元前16世紀の大火山爆発で、島の半分以上が吹き飛んでしまったのだそうだ。ちなみに19世紀後半インドネシアであった火山爆発は水爆の28倍の規模だったらしいが、それでもサントリーニの火山爆発の1/3だったという。どんだけすごかってん!

 その燃えカスの休火山が、昔の島の中央部にあたる辺りの湾内にある。今私たちがいる場所イメロビグリや中心の町フィラのある辺りは、昔の火山の中腹辺りで、他が吹き飛んだため切り立った崖の上に町がある。この大火山爆発による一風変わった風景は、サントリーニの魅力の一つだ。


◆フィラに行こう

 9時25分ホテルを出発。ずんずん坂を下ってフィラに行く。大体20分くらいの道のりだ。行きは下りで調子がいいのだが、帰りがまた辛い登りになる。「行きはよいよい、帰りは怖い。」を地でいってる。まず行きはゆっくり景色を眺めながら下っていく。海沿いの道なので湾内が一望できる。湾内にでーんと居座っている休火山をうまい具合に避けながら様々な船が行き交っている。

 そんな様子を眺めながら10分ほど行くと、だんだんフィラの町の外れに差し掛かる。ここからタベルナやスーパーがちょくちょく顔を覗かせる。ついでにウインドウショッピングも楽しめるというわけだ。ところが帰りはそんな物見遊山気分もぶっ飛んでしまう過酷な坂道に早変わりする。歩き回ってくたびれている上に空腹で、しかも炎天下という悪条件が重なった時などは泣きそうになった。

 さて、フィラは中心の町なので、ここがバスの起点になっている。9時50分バスターミナルに到着。次のアクロティリ行きは10時30分発だ。でももうアクロティリ行きのバスが止まっているので、早速バスに乗り込み1番前の席を陣取る。そのうちだんだん混んできて満杯になった。定刻に出発。このバスの運ちゃんはガンガンにノリノリの音楽をかけて運転する。車掌のお兄ちゃんは運ちゃんと音楽の趣味が合わないらしく、何回もテープを入れ替えていた。


◆アクロティリへ

 11時到着。今日日曜日は博物館などの入場料がフリーになるのだ。すごく観光客にとってはおいしい♪お陰で混み混みだったけど。

 さて、アクロティリ遺跡は、サントリーニが今のような三日月型の島になった原因の大火山爆発の時に、火山灰に埋没してしまった都市の遺跡である。ポンペイみたいだ。遺跡の発掘でここに高度な文明があったことがわかり、にわかにサントリーニは脚光を浴びた。そうサントリーニがあの謎のアトランティス大陸の一部だったのでないかというのだ。確かに巨大な火山爆発があったことは解明されているので、可能性としてはあるかも…。ロマンやねぇ。

 潰れた階段、粉々になった壺、復元された家々など、深く感動するものがあった。軽く5メートルはある火山灰の層。そりゃ埋もれるわ。当時の人々の生活を描いた壁画は、アテネの考古学博物館にあるそうだ。またアテネに帰ったら見に行こう。

 今でも遺跡の発掘は続けられているので、よく管理されている。遺跡全体が建物で覆われ、屋根もついている。やはり強い日差しから遺跡を守るためだろうか。解説がなくって詳しいことはよくわからなかったが、なかなか面白かった。英語版なので、何がなんだかよくわからないが、初めて遺跡を見物したので、ここのパンフレットを買う。

 11時30分遺跡を後にして、海岸沿いにレッドビーチまで足を延ばす。たどり着くのに断崖絶壁を上ったり降りたりして、結構スリルを味わった。レッドビーチはその名の通り赤い浜だ。砂浜が直径1センチほどの小石状の赤い軽石で形成されている。想像を絶するすごい光景だ。水着は用意してきてなかったので浜辺に座っていたが、いい加減暑いので降参してバス停まで戻る。

 13時。次のバスは13時40分。日陰で待っていたら、13時20分バスがやってきた。行きと同じ運ちゃんだ。13時30分まだ時間じゃないけど、いっぱいになっちゃったしさっさと出ちゃう。この辺がファジーでいいわー。


◆フィラをぶらぶら

 13時55分フィラに帰ってきた。ちょうどシエスタでスーパーも閉まっているので、かろうじて店を開けているところを探して、ギロピータを買う。ここのピータは少し固い。自家製かな。

 食べ終わって、次はケーブルカー乗り場を見に行く。なぜここにケーブルカーがあるのかというと、フィラの崖の下にはポートがあるのだ。フィラから崖の下のポートまで延々階段が続いている。昔はこの階段を徒歩またはロバで上がったり降りたりしていたが、現在はこのケーブルカーが活躍しているというわけ。

 ちなみに、このポートはオールドポートという。もう一つはニューポートといって、私たちがイオス島から渡ってきたボートが着いたポートだ。ニューポートができたのは、オールドポートの海底が浅くて大型船が接岸できないためだ。しかし、今でもオールドポートはフィラの真下という地の利を活かして大活躍している。といっても不便であることに代わりはなく、大型船は湾内にとどまり、上陸する観光客を乗せたランチ(上陸用の小型船)がポートに接岸するというややこしい方法を採っている。そして上陸した観光客は、今も現役バリバリで活躍中のロバさんに乗って、えっちらおっちら階段を登っていくのである。

 14時30分、フリーだったので考古学博物館も見る。壺や彫像などいろいろあった。15時帰り道にまた博物館があったので覗いてみる。ここの建物全体がとっても素敵。一階には手紙や精密画、サントリーニや他の島の風景画、昔の地震や火山の爆発の写真の展示。二階は現代画家の作品。これもとってもよかった。

 隣の教会にもちょっと寄ってみる。外だけ見させてもらった。ギリシャ正教の教会は絶対異教徒は中に入れない。ナクソスで一回入ったきりじゃないかな。その点カトリックの教会は、開放的で、時間は決まっているが気軽に観光客も見学できる。この辺も2つのキリスト教の違いがあるように思う。


◆今日も食べるで

 さてさて、朝からぶっ通しであちこち行ったので、さすがにしんどい。家路を急ぐ。しかーし、帰り道は遠くて長いて辛い。もうふらふらになってしまい、いったん日陰で休憩する。16時。しんどい上に水まで切れてしまった。スーパーに寄ったが、まだシエスタだった。ゲゲッ。仕方ない。冷蔵庫のミルクとアップルで水分補給する。

 代わりばんこにシャワーを浴びて、さっぱりしてからシエスタ。わたしはすっかり疲れてしまって、一旦18時に連れに起こされたが、起き上がることさえできない。連れが一人でお買物に行ってくれた。ついでに辺りを偵察しながらお買物に行ったそうだ。18時45分無事帰ってきた。この頃にはわたしもようやく起き上がることが出来た。

 それから二人で今日のメニューを考えて作り始める。今日のディナーは、ツナ入りチャーハン、卵とじ野菜スープ、ポテトサラダ、ウゾ、レチーナ。20時今日のディナー。チャーハンとスープだけだけど、いつもお肉ばっかりの重たい食事だったから、とっても胃が喜んでいる。

 今日も素敵なお月さんが出てるね。景色も一緒に食べるおいしいご飯は格別なお味でした。食後のコーヒーも入れてゆっくりする。今日はいろいろ見に行って、結構ハードだったけど、面白かったぁ。明日も楽しくなりそう☆彡
posted by ぺこ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | └ サントリーニ島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1995年06月10日

6月10日 あこがれの島サントリーニに上陸

さよならイオス
 8時起床。9時朝食。食堂は今日も混んでいて、空いている席はガンガンの日向。しょうがなく、日向に座ったが、とっても暑かった。今日は移動日でもあるので、早々に引き上げて、洗濯物も取り込み準備万端。まだ時間があるので、近くのスーパーに絵はがきを買いに行く。性懲りもなく悩みに悩んで選んだ。

 部屋に戻ると、12時にはチェックアウトしてほしいというフロントからの電話が入る。送迎の時間までどこにいても一緒なので、11時45分に下に降りてテラスで絵葉書を書く。連れはロビーにあった英語のグリースガイドで魚の名前の研究をしていた。またタベルナでおいしいお魚を食べるつもりのようだ。

 13時30分ミニバスでポートに向かう。13時45分ポート到着。まだ時間があるので、最後に33でコーヒーブレーク。ここのグリークコーヒーはおいしかった。もちろん料理も絶品だったけど、如何せん蠅が多すぎる。食べてる時に気が散るのが玉にキズだ。

 のんびりコーヒーブレイクしていると、アガビトスという船があわただしくポートに入ってきた。ハッチを開けて人を降ろしたかなーというものの30秒くらいで、そのまま出港してしまったのだ。おーいお前はバスじゃないんだから、30秒は早すぎるだろう。思わず自分の目を疑ってしまった。船ってもっと悠長なものだと思っていたけど、この船だけは別物なのね。覚えておくわよ。アガビトス。ちなみにギリシャ語でアガビトスとは「かわいい」である。あの忙しない船には似合わなさすぎ…。

 14時20分私たちの乗る「エキスプレスパロス」がやってきたので、みんなにさよならをいって「33」を後にする。さらばイオス!


 こんにちはサントリーニ

 14時30分出港。乗り込むと、日本人らしき4人組の女の子たちがいた。それからわたしはいつもの酔い止め薬のお陰で何も覚えてないが、連れは眠り姫と化したわたしを置き去りにして、船内探検にいそしんでいたようだ。

 以後連れのレポート。『だんだんサントリーニ島が見えてきた。見事な断崖絶壁。その上に白い壁の家々がごてごてと張り付いている。聞きしにまさる奇観だ。断崖の地層もはっきり見えて、理科の生きた教材のようだと思った。』

 16時サントリーニ(ギリシャ名ティラ)に到着。いっぱい降りるお客さんがいる。ここはヨーロピアンはおろかギリシャ人でさえ、行ってみたいエーゲ海の島ナンバー1なのだ。ギリシャの写真集というと、ほとんどこのサントリーニがロケ地だ。連れもエーゲ海の島巡りには絶対行こうと心に決めていた島である。かのイオカステツアーズのコスタスもサントリーニは1週間の予定を組んでくれた。もう今からわくわくドキドキ。

 ポートに降りると、人人人でごった返している。お迎えさんはどこにいるのかなぁー。とキョロキョロしていたら、わたしたちの名前の書いたカードを持ったおじさんを見つけた。でっかい人だ。ふつうの車(YUGOという車種)で来てくれていた。ポートからものすごい崖の急な坂道を上っていったので驚いた。崖を登り切ると、ふつうの道だった。


 ホテル「フェニックス」へ
 16時20分一旦車から降りて、車の入れない狭い路地をくねくね行ったところに、今日のホテル「フェニックス」はあった。ここはキッチン付なので朝食がついてない。「自分たちで作ってね。」ということだ。私たちの部屋9号室に案内された。部屋に入るとまだメイキングの途中だったみたいで、お掃除お兄ちゃんがいた。お兄ちゃんは黒人さんだった。ギリシャに来て初めて見る黒人さんだ。

 しばらくするとオーナーのブラホギャニス氏が登場。「ここは一番上で見晴らしがよくって一番いい部屋なんだけど、どうしてもっていうワガママなお客さんがいるので申し訳ないけど、2晩だけここで後の4晩は違う部屋に移ってほしい。」という説明があった。ノープロブレム。ノープロブレム。同じホテルで2部屋味わえるんだから大歓迎よ。

 ひとまず落ち着いてから、レセプションに顔を出す。ブラホ氏がレセプションの子はジャックだって言っていたので、てっきり男の子だと思っていたら、かわいい女の子だった。オーストラリア人だって。


 晩御飯作るでぇ

 17時近くのスーパー「カペラキス」に買い出しに行く。ここには滞在中ずっとお世話になった。ふつうのスーパーはビニール袋に入れてくれるが、ここはデリカテッセンってロゴのはいったかわいい紙袋に入れてくれる。何でも欲しがりのわたしはしっかりこの紙袋もコレクションする。いっぱい買い込んで、早速晩御飯の用意だ。今日のディナーは、ご飯、ソーセージ、ポテトサラダ、オクラのトマト煮缶詰、レチーナ

 久々にキッチンに立ったので、とっても楽しかった。でも日本と勝手が違うので戸惑うことも多い。まず切れる包丁がない。どうせぇちゅうねん。ご飯食べる時のナイフと違うんかというような切れない小さいペティナイフしかないのだ。しゃあない、それで何とか切る。

 次にコンロ。ガスじゃなくって電気コンロ。外国では電気コンロってよくあるけど、ガスコンロに慣れてるから火加減がちと難しい。今日のご飯は芯がしっかりあるご飯になってしまった。しかし、一週間の滞在中にうまく炊けるようになった。

 さて、悪戦苦闘して作った食事は、広い広いベランダのテーブルで頂く。もうこれこそ、トレビアンって感じ。景色はすばらしいし、自分たちで作ったご飯はとってもおいしいし大満足。

 20時寒くなってきたけど、上に着込んでしつこく景色を見る。月がぽっかり浮かんで、しばらくするとちらちら町の灯りが灯りだして、なんて美しい風景なんだろう。もう第1日目にしてこの感動。あーこの1週間、またどんな感動が待ち受けているのかと思うと、もうドキドキ!!(>_<)

 興奮して疲れを感じていなかったけど、今日は移動日でしっかり体は疲れていたらしい。いつのまにか、わたしの電池はぱったり切れてダウンしてしまった。連れにせかされてシャワーを浴びるが、また水しか出ない。えー前もシンガポールでこんな事あったよ。シャワーに嫌われてる…。あとで連れが浴びたときはちゃんとお湯が出た。なんでやねん。もうええ、わたしは寝るで!ZZZZZZ・・・。早々と10時30分のことでありました。 
posted by ぺこ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | └ サントリーニ島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。