1995年06月05日

6月5日 今日もナクソスを満喫す

◆雑記帳にカキコ

 8時30分起床。9時朝食。今日も食堂はいっぱいだったけど、運良く窓辺に座れた。ゆっくり外の景色を眺めながら頂く。明日でナクソスともおさらばなので、食べ終わってから、昨日の雑記帳に私たちも寄せ書きする。連れが英語で書いて、わたしはまたここに来れることを祈って、百人一首を書いた。

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 最後にギリシャ語で「エフハリストーパラポリ(どうもありがとう)」と書きたかったが、綴りがあやふやだったので、連れが部屋までギリシャ語会話の本を取りに行ってくれた。

ただ部屋に辞書取りに行った割には、連れがなかなか帰ってこない。何してんのやろと辞書が見つからないのかな、私も探しに行こうかなと思っていたら、帰ってきた。送迎バスで一緒だったカップルがパロスに行く用意をしているのに出くわして、ちょっとおしゃべりしたそうだ。道理で。

 そのカップルは男の子はハンサムですっきりした人で、女の子は清楚で芯のしっかりしてそうな子で、わたしはひそかにファンだったの。一言さよなら言いたかったなぁー。とにかく雑記帳にはちゃんとギリシャ語で書いて、それぞれサインをして締めくくった。


◆最後のナクぶら

 今日は城郭に行ってみる。美術館は閉まっていて今日も見られない。どうもうまくいきませんね。でも写真の個展がやっていたのでそっちをのぞきに行く。ナクソスの景色の写真。モノクロのとってもいい写真だ。パネル展示だけじゃなくって、サービス版にプリントして、販売もしていた。

 気に入った写真があったので、1枚いただくことにした。会場にいた女の人にお金を払った。この人がカメラマンのようだ。どうも有り難うと言われた。本当に良いと思ったものだもの。お金を払って当然だと思った。

 写真展の会場出た後、すっかり歩きなれた道をテクテク歩き、スーパーで文房具を買って、タベルナ「スマイル」でランチにする。13時。スマイル名物ニコニコおじさんは「オーまた来てくれたのかー」って感じで握手してくれた。今日は一階のテーブルで食べる。またまた、きょろきょろと人物観察。
 
 奥の席を陣取ってる4人組のお兄ちゃんたち、気になるなぁ。ギロピータを2個ずつ食べてビールもガバガバ飲んでる。よぉ食べるなぁー。若いから?体がでかいから?

 今度は隣のテーブルのおっちゃん、気になるなぁ。キュウリのぶつ切りとピータをおつまみにして、昼間っからウゾを飲んでる。よぉやるなぁー。おつまみのキュウリがおいしそう。

 んーー、おばさんが流しで何かごしごし削ってるなぁー。気になるなぁ。聞くと、ツァチキのキュウリを削っているところだった。へー面白い。ギターがあったので、連れがニコニコおじさんに、「おじさんがひくの。」と聞いたら、おじさんのお友達が弾くそうだ。おじさん今日もおいしかったよ。ちゃんと今日は忘れずにお勘定をして、お店を後にする。


◆最後の晩餐
 
 15時10分ホテルに戻る。連れはシエスタ。わたしも日記をつけるのが一段落したからシエスタしよー。昨日早くに晩御飯に出掛けて失敗したので、シエスタの後時間をつぶして、遅めの20時頃、晩御飯に出掛ける。昨日食べれなかった一番端っこのタベルナに行く。今日はいけそうだ。

 店のおじさんにショーケースの魚を見せてもらう。やや!このおじさん、次元大介に似てる!!いろいろ見せてもらったが魚はアジに決めた。そしたら、次元パパが「この魚はグッドで、しかもチープだ。」とニヤッとした。ギリシャでもアジはそういう魚なんだね。あじグリルは出てきたら、生の時よりでっかくなっていた。なんで??その他にカラマーリ、ツァチキ、レチーナを頼んだ。

twlight.jpg 料理が来るまで、たっぷりサンセットを鑑賞する。絶景かな絶景かな。今日の料理はどれもおいしかったので大満足。景色もきれいだし、はじめからここで食べていればよかった。

 そして、今日は、生まれて初めて「レチーナ」なるものを飲んだ。レチーナはギリシャ特有のワインで、白ワインに松ヤニが入っている。松ヤニの味が強烈だけどなかなかおいしい。ハーフボトルがないのでフルボトルを頼んで、二人して調子に乗ってガブガブ飲んでしまった。

 いやー飲んで食べて大満足。そろそろお勘定しようかという時に、ナクソスのお酒「キトロン」をサービスしてくれた。わぁーいわぁーいと喜んで、それも飲み干しちゃったら、二人ともかなりいい心地になってきた。いやーいい感じで酔いが回って、えー気分やー。帰りにデザートのヨーグルトを買って、ホテルに帰って早速食べる。じゃあもう寝ましょう。24時。またあした。


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1995年06月04日

6月4日 骨折り損のくたびれもうけ

◆今日は山村へ

 8時起床。8時20分朝食。レストランの窓際がちょうど空いていたので陣取る。美しい海を見ながらの朝食なんてご機嫌☆彡今日のポットのお湯はちょっと熱かったみたいで、ネスカフェに入れたミルクが固まっちゃって、卵とじみたいになってしまった。きっと脂肪分が多いミルクなんだろう。

混んできたので、8時45分には早々とレストランを辞して、レセプションでナクソスの写真や雑記帳を見る。雑記帳にはいろんな国の人の寄せ書きがあったが、一人だけ日本人がいた。9時部屋に戻ってお洗濯タイム。

 10時15分にポートのバスターミナルへ出発。今日はアピランソスという山村へ行く。11時05分出発。すんごい山道をごんごんオンボロベンツバスは行く。ギリシャのバスには必ず車掌さんが乗り込んでいて、一人一人運賃を回収しに来る。ワンマンバスに慣れている私たちにはとっても面白かった。バスの中で地図を見てたら、車掌さんが「あそこが○○村だよ。」と指さして教えてくれた。バスはそのうちくねくね山道に差し掛かった。ちょっと酔いそう。12時アピランソス着。

 なんか何もないところ…。わたしは、ちょっと車酔いの初期状態でふらふらしていたので、木陰で一休み。そしたら、同じように木陰ぼっこをしているおじいさんカップルに話しかけられた。ギリシャ語だったのでよくわからないけど、近くに博物館があるからそこに行くと良いと教えてくれているようだ。せっかくなので行ってみることにする。お別れに握手をしてもらって嬉しかった。

 教えてもらった博物館は石の展示がしてあるだけでどうという展示物はなかった。切符きりのおばさんの子供がキャーキャー遊んでいて、ママンに怒られていた。帰り際、子供たちが「アロー」と言ってくれたので、「アディオ(ギリシャ語のさよなら)」と返したら大喜びしていた。ちなみにギリシャ語では先頭のHは発音しないので、ハロー(HELLO)がアロー(ELLO)になってしまう。


◆間抜けな私たち…

 博物館を出てから村の中ををウロウロして、城跡みたいなところにたどり着く。12時40分ここでおやつタイムにする。ところが、そんなところでぼんやりしていたお陰で13時になって目的の美術館がしまってしまった。なんて間抜けなんでしょう。なにしにきてんねん!!他に見るところもないし、しょうがないので次のバスが来るまで、また木陰ぼっこする。

roba.jpg バスを待っている間、暇なので植物採集したり、双眼鏡で景色を見たりする。バス停から下を見下ろすと、階段状の石畳みの道がずっと下に向かって続いている。しばらくしたら、その下の道をロバに乗ったおじさんが上ってきた。わたしが思わず手を振ったら、振り返してくれた。今でもこういう山村では、ロバを交通手段に使っているんだ。すごすぎ。

 14時20分やっとバスが来た。二人とも待ち疲れで、町に着くまでスースー寝入ってしまった。15時帰って参りました。何かどんより疲れちゃってて、ホテルに帰る足取りも重い。ホテルに戻ったら戻ったで、レセプションには誰もいない。ちょっとロビーで待っていたけど誰も帰ってきそうにない。勝手に鍵を取って部屋に帰る。何か今日は骨折り損のくたびれ儲けって感じだ。あーしんど。


◆今日はおいしいかった

 18時30分今日はお昼抜きで二人ともお腹ぺこぺこになっていたので、ちょっと早めに晩御飯に行く。お陰で目を付けていたタベルナは、まだ準備中だった。しょうがないので別のタベルナに行く。

 腹ぺこの反動でたくさん頼んだ。小魚のフライ、キュウリサラダ、マッシュルームスープ、スオードフィッシュのスブラキ、ウゾ、ネローときた!!キュウリは嬉しかった。やっと私が食べれるサラダに出会 ったという感じ。フライもおいしい。スープも久しぶり。スブラキはもうひとつ。

 ちくちく食べてお腹もいい具合になってきて、余裕がでてきたので周りのお客さん観察を始める。下の席に若者グループがいた。このグループを仕切っていたお兄ちゃんは、やたら眉毛がぴくぴく動くので面白かった。まさか日本人の酒の肴になっているとは夢にも思っていまい。

 そのグループの面々は各々料理を注文している。西洋人はちゃんと一人ずつ前菜、メイン、デザート、ワインと注文するから量もすごいし時間もかかる。ウエイターさんもそういうのに慣れているから、私たちがそれぞれ料理を1つずつ注文したら、えっほんとに一つでいいのって感じで聞き直された。いいのよ、私たちは小食なの!!


◆さすが!お月さん!

 20時10分。アポロン神殿の丘にサンセットを見に行く。落ちきってしまうまで見ていた。いいねー。しばらくするとお月さんも上ってきた。おーなんだかお月さんが異様に大きく見える。周りの様子がなんだかちょっとおかしいなと思ったら、すごーい引き潮で、停泊している船が浜に乗り上げたみたいになって傾いている。すごすぎやーー!!

 それに満潮の時に見えていなかった岩も丸見えになっていた。その岩にいっぱい超特大ウニがくっついている。それを見た連れが、盛んにウニだウニだと騒ぐ。食べたらあかんでぇー。それにしても、ここまで潮が引いているのを見るのは生まれて初めて。やっぱり月の引力ってすごいんだなぁーと改めて感動した。

 暮れなずむ道をホテルまで戻ると、21時20分。この日記を書いて、アピランソスで採ってきた花をノートに挟んで押し花にする。うふふふ。またどっかで取ってきて、押し花コレクションつーくろ。
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1995年06月03日

6月3日 アポロン神殿の石

◆アポロン神殿の石

 8時起床。8時40分朝食。ビュッフェではないようだし、勝手が分からないので席に座って待っていたら、昨日のお迎えバスのおじさんが給仕をしてくれた。卵は何にする?って聞いてくれて、飲み物も運んできてくれる。たくさん従業員もいそうにないのに、がんばってるなぁと思った。ここのパンは柔らかくておいしい。

 おいしい朝ごはんの後は、部屋に戻ってたまっていた洗濯物を片づける。島の移動の前後は洗濯物がたまってしゃあない。まぁ、過激に乾燥していて、ただただ晴れが続くギリシャの天気のおかげで、お洗濯も苦にはならないからいいのだが、ここはバスタブがなくシャワーだけなので洗いにくい。ついでに部屋も狭くて干すところがないので、バスルームに吊り下げる。

naxos4.jpg 11時ホテルから見えているアポロン神殿に行く。アポロン神殿はBC775年頃のもので、どうゆうわけだか途中で放っほりだされたものらしい。なんでやろぉねえ。神殿の入り口だけがぽつんと建っていて、「もののあわれ」がただよっている。

 その姿を眺めていたら、ぐぐぐっと石に感情移入してきてしまい、二千数百年もの間この石は、何を考えていたのだろうなんて思ってきた。連れに石に命はあるかと聞いたら、魂はあるかもしれないと言われた。んー哲学!ギリシャならではやね。


◆町をぶらぶら

 哲学した後、アポロン神殿の丘を降り、いざ町へ行かん!タベルナや土産物屋が軒を連ねる、ポート沿いのメインロードから、一本奥に入った裏道を歩くことにする。

 裏道をがんがん歩いていたら、とっても素敵な絨毯屋さんがあった。おーーさすがいいものがいっぱいある。まだ旅の途中で絨毯なんか買えないし、もちろん買えるような値段でもないので、目の保養だけさせてもらった。

 そのまま道なりに町のはずれまで行ってみると、電話局があった。ギリシャの電話局は「OTE」という。私たちはずっとローマ字読みして「オテ」と呼んでいた。さて只今ギリシャは13時。時差が6時間あるので日本は19時だ。そろそろいい頃合いなので、電話局の前の公衆電話で、家族に電話する。

 13時10分さっき裏道を攻略している時に見つけたタベルナ「スマイル」でギロピータを頼む。「2階の景色は良いよ」と言ってくれたので、2階に上がってピータができるのを待った。まさに店の名前通りのにこにこスマイルのおじさんがピータを運んできてくれた。うんうんおいしいね。

 食べ終わって、おじさんとニコニコしてあって店を出て、しばらく歩いていったところで、おや?さっきお金払ったっけ。いやいや、みんなでニコニコしてたもんで忘れてた!!。あわてて戻ってお金を払った。

 帰る途中でまたスーパーに吸い込まれてしまい、おやつを仕入れる。帰ってデザートタイム。食べながらおみやげリストを作る。それからシエスタして目が覚めたら、17時。


◆さらに町をぶらぶら

18時30分ご飯を食べに行く。今日はラムの丸焼きがぐるぐる回っているところにした。太ったおばさんが、隣のイスにどっこいしょと座って注文を聞いてくれた。今日のディナーはラム、ポテト、ツァチキ、オクラのトマト煮、ナクソスのお酒。ラムはどってこと無かったけど、オクラはおいしかった。昨日のタベルナに比べたらましかな。

 20時30分重い腰を上げて店を出て、近くの土産物屋でポストカードを物色。どれも素敵なカードばっかりで目移りしちゃってなかなか決まらない。どうにか選んでレジに持っていったら、レジのおじさんにヨーロッパからかと聞かれた。なんでやねん。どうやったら、ヨーロピアンに見えるねん?

 それから酒屋さんでナクソス産のお酒やウゾの小瓶を買う。お次にビーズ屋さんでいろんなビーズを買った。さらに大判の薄いストールも買った。お買い物いっぱいして大満足。(^_^)v

 ルンルン気分の帰り道。なんとコンタクトがずれてしまった!どえーーー!落としたのか、ずれているのか真っ暗なので、全然わからない。とりあえず、まだ入っているということにして、コンタクトが落ちないように、ずれたほうの片目を押さえて、連れに手を引いてもらって帰った。部屋に戻って、んー、どこにいったかなーと目をグニュグニュしていたら、出てきました、コンタクトちゃん。どうもお騒がせいたしました。

 あーよかったと、ちょっと落ち着いたところで外に出る。アポロン神殿がライトアップされていてとってもきれい。空にはパァーとお月さんが出ているのに、お星様も負けずにガンガン輝いている。こんな事もあろうかと持ってきていた双眼鏡で、お星様観測だ。お月さんの穴ボコがはっきり見えて面白かった。ひとしきり夜空の鑑賞をして、部屋に戻って今度は戦利品を広げて大はしゃぎ。今日も楽しかったね。さあさあシャワーを浴びて寝ましょう。また明日。
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1995年06月02日

6月2日 第3の島・ナクソス島

◆ちがうって!!

 8時起床。9時半朝食。今日もしっかり頂きました。本当にここのヨーグルトはおいしい☆彡。10時ナクソス島のホテルへボートの時間を連絡するため、電話をかけに行く。連れがかけている間、わたしはよろず屋さんに水を買いに行く。

 「カリメーラ」と挨拶して店に入る。こないだの松葉杖のおじいさんがいた。おじいさんに「ヨーグルトもあるよ、チーズもあるよ。」と勧められたが、「ネローネロー」と言って、水だけ買った。おじいさんはお釣りもきっちり間違わずに渡してくれた。じいちゃんやるなー。

 そしたら、おもむろにわたしの手を取りナデナデしながら、「お前はフィリピーナかい。」って言いだした。「ジャパニーズだ。」と言っても、じいちゃんはギリシャ語しかわからないみたいで、とんと通じない。「そうかいそうかい。お前はフィリピーナなんだね。」と一人で納得して、まだわたしの手をなでなでしている。「ち・が・うというのにー!!」といっても、こっちはギリシャ語はできないし、向こうは英語は分からないときているので、どうしようもない。

 こんなやりとりしている最中に、電話をかけ終わった連れが店に入ってきた。じいちゃんすかさず、「オーお前もフィリピーナだね。」ときたもんだ。連れも「ジャパニーズだ。」と対抗したけど、やっぱり通じず。結局、じいちゃんにとっては、わたしたちはフィリピーナのまま店を後にした。この後ギリシャ語で日本はどう言うのか、調べたことは言うまでもない。ちなみに「イヤポニア」という。「ニ」にアクセント。


◆ナクソス島に上陸す

 11時15分チェックアウトしてポートまで送ってもらう。11時50分にポートに着いたが、待てど暮らせど船が来ない。来るには来たけど違う船で「お前たちの乗るのは次だ。」と係の人に言われる始末。延々一時間待って、やっと1時に私たちの船「アガビトスエキスプレス」が来た。やれやれと乗り込んでデッキに上がったらもう走り出してる。遅れて焦っているとはいえ、早過ぎでは…。

 パロスとナクソスはお隣同士の島だが、港がお互いのまるっきり反対側にあるので、ぐるっと一回りする。パロスを出てから50分ほどでナクソスに着いた。ナクソス島はキクラデス諸島最大の島だ。そして、ギリシャ神話の舞台にもなっている。

 まずここはお酒の神様ディオニソスの生まれ故郷といわれている。そして、この島にアテネの英雄テセウスが立ち寄った。クレタ島でクノッソス宮殿の迷宮に住む怪物ミノタウロスを倒した帰り道だったのだ。その時なぜかテセウスは、彼を助けて一緒に駆け落ちしてきた、クレタの王女のアリアドネを置き去りにしてしまった。大体ギリシャ神話の話の展開は強引なので、なんで置き去りにしたのかはよくわからない。嘆き悲しむアリアドネは、その後、彼女を憐れに思ったディオニソスの妻になったという。

 さて、ナクソスに着くまで船内アナウンスが入るたびに、二人で耳を澄まして聞いてみたが、かろうじて島の名前が聞きとれる程度。船内アナウンスはまず最初にギリシャ語で「パラカロー」と始まり、べらべらギリシャ語が入って、最後に「エフハリストー」で締めくくられる。次に英語のアナウンス入るのだが、スピーカーの声が割れている上に、アナウンスのおじさんの英語がギリシャ語訛だったりするのでやっぱりアテンションプリーズ、と島の名前とサンキューしかわからない。

 大体ギリシャ人の「サンキュー」は大概訛っている。エフハリストーが尻上がりなのと同じように、「サンキュー 」と尻上がりに発音するのだ。それともう一つ違和感があったのは、ギリシャ語のイエスである「ネー(Ναι)」ギリシャ人がよく「ネーネー」と言っているのを聞くと、「ねーねー」と日本語で呼びかけられているようだった。


◆ホテルグロッタ

 ポートに着いたら、ちゃんとホテル「グロッタ」のお迎えバスが待っていた。私たちの他に2組のカップルを乗せて出発。ホテルはポートの近くで歩ける距離だが、急な坂をあがった崖の上に立っているので、大きな荷物を背負って歩くのはちょっと無理。程なくホテルに到着。

 グロッタはこじんまりしたホテルだ。着いたら「キトロン」というナクソスの超甘のリキュールを出してくれた。おいしかったけど、わたしにはちょっときつかった。1組ずつ部屋に案内してくれて、私たちは57号室。ベッドだけで、部屋がいっぱいになっちゃってるくらい、すんごく小さい部屋だ。ミコノス、パロスとホテルが大当たりだっただけに、窮屈感は否めないけど、なかなか感じのいい部屋ではある。

 お昼を食べ損なったが、おなかがはちきれんばかりにナージェスの朝食を食べていたので、あんまりお腹も空いていない。とりあえず果物でも食べることにして、近くのスーパーに買出しに行く。

 3時。スーパーから帰って、おりんごタイム!ところがわたしはなんだかしんどくなってきた。おやつのリンゴを食べた後、ベッドとお友達状態。一方、連れは至って元気なので、晩御飯の偵察も兼ねて、お散歩に行ってもらう。いってらっしゃい。


◆今日のディナーは?

 6時、連れが帰ってきた。わたしも少し元気になってきたので、いろいろ町の様子を教えてもらい、本や地図を広げて明日の計画を練る。7時半そろそろ晩御飯に出掛けよう。さっき連れが偵察がてら、ネスカフェを飲んできたタベルナに入った。

 今日のディナーはタラモサラダ、ツァチキのハーフ、レタスサラダ、 ムサカ、ウゾ、ネロー。ムサカはおいしかったけど他はもうひとつだった。タベルも、今まで当たり続きだっただけに、このハズレ感は大きい。(-_-;)

 食べ終わり、「明日はおいしいものを食べるぞぉーー」と、明日のタベルナを偵察しながらポートをぶらぶらする。タベルナやお店がずらーとポート沿いに並んでいる。タベルナでは水平線に沈むサンセットや湾内のライトアップした船を見ながら食べれるし、土産物屋やスーパーも並びにあるので便利だ。

 ぷらぷらしながら思ったが、ナクソスって観光ズレしてる感じがする。観光客の中にはドレスアップした人がいたりして、ファッションもハイセンスで都会っぽい島だ。ミコノスやパロスとはまた違っている。それぞれの島毎にいろんな特徴があって面白い。

 9時半部屋に戻っておやつを食べる。なんてったって、おやつは別腹ー!とにかく食べて元気つけなきゃ。明日はがんばるでぇー。
posted by ぺこ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | └ ナクソス島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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